カスタムメイドマウスピース型矯正装置

カスタムメイドマウスピース型矯正装置とは?

歯ぎしりや食いしばり対策に、また激しいスポーツ時の口腔内のケガ対策に使用されることの多いマウスピース。これを歯科歯列矯正の治療に機能転用し、治療専用に作製されたマウスピースを使って、徐々に歯を動かすことで矯正治療を行うものです。違和感などが比較的少なく、短期間で治療が完了する点が特長です。
マウスピース型矯正装置は、ワイヤー+ブラケット型の従来の矯正治療装置に比べて、使用者=患者さまに対するメリットが多く、日本ばかりか、世界的にも好評価を得ている装置です。
とくに、矯正装置の見栄えを気にする方(お子さまや女性など)や、従来型装置だと口腔内のお手入れが行き届かない方など、何らかのネガティブポイントをクリアしたい方におすすめです。
また、マウスピース型矯正装置は外科的手術を組み合わせることが可能で、矯正治療の分野の可能性を広げる一助となるなど、画期的な治療装置といえます。

カスタムメイドマウスピース型矯正装置の
アフターフォロー

矯正治療が終わっても定期的な点検を

診療理念

矯正治療は歯の移動が終わった後もフォローが欠かせません。いわゆるリバウンドによる歯の戻りもあれば、偏った食性は頬杖などの癖、体の使い方などによって歯並び・噛み合わせに変化が生じます。これを見逃さないために、定期的なチェックが必要です。当〈E-space〉では、矯正治療が終わって1年は2ヵ月毎に点検を実施します。その後は年に1回健診を行います。健診時に変化が生じていた場合には、再度調整を実施します。この費用は、歯1本あたり1~2万円、ないしは最初にかかった総治療費の1~15%くらいを目安としております。
さらに、カスタムメイドマウスピース型矯正装置では、通常治療開始から5年までは、新しい装置をオーダーできるシステムとなっています。一度治療が終わっていても、この間であれば通院費だけのご負担で再調整が可能です。

診療理念

〈E-space〉の本院である市川矯正歯科医院では、創業した40年以上前から、「技術とコミュニケーションの最高峰を目指すこと」を基本に診療してきました。矯正治療には、高度な技術や積み重ねた見識が必要で、それを患者さまとの密なコミュニケーションによって伝え、治療として実践していくこと。それが、私たちが長年守ってきた理念と姿勢なのです。
そして、刻々と変化していく現代社会において、時代のニーズに合った矯正治療を提供していくことも使命の一つだと考えています。当院で使用するマウスピース型矯正装置もその一例。そうした新しいもの、役立つものを取り入れながら、私たちらしい方法で治療やアフターケアを続けて、末永く患者さまに寄り添う歯科医院でありたいと思っています。

カスタムメイドマウスピース型矯正装置のメリット

患者さまにとってメリットといえる点が多いのがおすすめの理由です。

目立ちにくい

目立ちにくい

マウスピースは透明に近いプラスティック製なので、他人に装着していることがわかりにくく、患者さまは見栄えのことを気にしなくて済みます。

着脱ができる

着脱ができる

ワイヤー+ブラケットは日常的な着脱は不可能でした。しかし、インビザラインは患者さま自身で着脱ができるのが特筆すべき点。1日22時間以の装着が必須ですが、食事や歯みがきのときには外して行うことができます。
取り外して普段と同じようにお口のケアができるということは、矯正治療中でも口内環境を清潔に保つ点で大きなメリットです。もちろん、外したインビザラインは、自分で磨いて清潔に保てます。

装着時に違和感が少ない

装着時に違和感が少ない

従来の矯正装置だと、ちょっとした違和感をはじめ、何かの拍子に口の中を傷つけたり、痛みが生じたりすることもあります。その点、インビザラインでは装着の違和感は少なく、お口の中の刺激や歯が動くときの痛みはほとんどありません。

活動に制限が少ない

活動に制限が少ない

会話や食事はもちろん、仕事やそのほかの活動も普段通りに行えます。また、スポーツなど、身体を動かす活動もインビザラインを装着したままで可能です。したがって、矯正治療を行うことで日々の活動が制限されることはなく、いままでどおりの生活を続けられます。

金属アレルギーの心配がない

特殊なプラスティック製のインビザラインなら、金属アレルギーの方でも使用できます。身体的な問題でいえば、歯ぎしりが減るなどの効果も見込めます。

通院頻度が少ない

治療が始まったら、1.5~2カ月に1回の通院となります。これは、従来型の矯正装置の治療と比べて頻度が少なく、とくに忙しい方にも無理なく治療を続けていただけます。定期的なお口の健診も一緒にすることをおすすめしています。

矯正の経過や完了の形が事前に確認できる

矯正の経過や完了の形が事前に確認できる

インビザライン・システムにおいては、当初作成した患者さまの お口のデータに基づいて、最終的な完成形を目指してマウスピースを複数用意します。その完成形はパソコン画面上で、患者さまご自身で事前に確認することができます。従来型の矯正法では、実際に治療が終わってみなければ、どんなふうに歯が動いたかはわかりませんでした。

(注)インビザライン治療の注意点

メリットの多いインビザラインですが、注意点もいくつかあげておきます。まず、どんな症例にもあてはまるわけではないこと。歯の並び具合や骨の状態など、インビザラインに適さない症例もあるからです。
また、着脱可能だったり、段階に応じて自分で次のマウスピースに進んだりするので、自己管理をしっかり行うこと。装着時間が短いと、予想される効果が期待できません。

こんなお悩み、ありますか?

気になっていたこと、悩んでいたこと……。お口のトラブルや悩みは、案外多くの方が抱えているようです。こんなお悩みがあれば、ぜひ思い切ってご相談ください。

外見上、見た目がよくない歯並びなどが気になる

外見上、見た目がよくない歯並びなどが気になる

→出っ歯、乱ぐい歯、 顎が出ている、顎が曲がっている等々。

咬み合わせに問題がある

咬み合わせに問題がある

→放置しておくとよくないと歯医者に指摘された等々。

歯周病・むし歯を予防したい

→歯並びが悪いと、それだけでお手入れがむずかしく、歯周病・むし歯になる確率がアップ。

お口の健康を人生トータルで考えると、問題がある場合は矯正しておくことをおすすめします。お子さまから始めるなら、咬み合わせの基本条件は整えておくべきです。そうすれば、将来大人になったときの歯の治療や治ったあとのケアもやりやすいといえます。
また、大人の方でも、歯科医から見て明らかな問題や不具合を解決せずにいると、お口ばかりか、心身の健康も損なわれかねません。そうした観点から、単なる歯の治療だけではなく、矯正という角度からご相談においでください。

マウスピース型矯正のよくある質問

当〈E-space〉で行うマウスピース型矯正装置による標準的な治療の流れは、おおむね以下のとおりです。
初診

1初診

口に関する悩みをお聞きします。歯並び、噛み合わせばかりでなく、顎の痛みや顎の形などについても相談の対象です。ここでお聞きした内容をもとに口の中の診査を行い、歯科治療についての方針・期間・装置・費用などの概略をお伝えいたします。

検査

2検査

レントゲン検査(パノラマ、セファログラムなど)、口腔内光学印象、舌・口唇機能検査、顎運動検査、筋電図採得、唾液検査などを行います。

コンサルテーション

3コンサルテーション

検査結果の説明、診断、治療方針、装置の紹介、治療の手順、注意事項、アフターケアなどを説明します。このあと、費用等に関する事務的説明を行います。同意書の確認、契約書のお渡し(次回以降ご提出)、お支払い方法の相談などです。

治療開始

4治療開始

カスタムメイドマウスピース型矯正装置であれば、6~8週後に装置が出来上がって参ります。説明用のビデオをご覧いただき、装着練習、取り扱い実習などをいたします。その後は4~8週間の間隔でご来院いただき、装置や歯の状態、装置を使用状況、その他を拝見します。こうした期間は6ヵ月から36ヵ月程度続きます。歯の移動後は変化が生じないかどうか、1年程度観察を行います。この間を「保定治療期間」と呼びますが、歯を移動しないまでも、大切な経過観察の期間です。

アフターケア

5アフターケア

その後、年に一回程度の健診を実施します。このアフターケアを行う事で、変化を未然に防止します。もし変化が生じた場合、再調整で元通りに戻します。
日本では高校を卒業してしまうと、歯科健診は義務化されていませんので、成人での歯科健診の受診率が低いのが現状です。矯正後の健診と言うだけでなく、口の健康全般に関しての健診としてご利用ください。

マウスピース型矯正のよくある質問

新しい治療法には、多くの疑問点が生じることでしょう。当〈E-space〉では、初診やその後のコンサルテーションの際に、患者さまに分かり易く説明いたします。疑問に思うこと、わからないこと、心配なこと、なんでも気軽におたずねください。

Q 従来の矯正との違いは?
A
従来の矯正装置では、歯にブラケット装置を直接装着し、そこにワイヤーを結びつける方式が一般的です。この場合はご自身で取り外しなどは出来ません。歯に力を加えて動かすことに変わりはありませんが、マウスピース型カスタムメイド矯正装置は、装置を外して食事や歯磨きが出来ます。
Q マウスピース型矯正装置でちゃんと治るのでしょうか?
A
適切な診断の下に使用すれば、ほぼ例外なく治ります。適用が困難な症例もありますので、無理な治療はもちろん禁忌です。
Q マウスピース型矯正装置の取り扱いについて
A
食事や歯磨きの時はマウスピース型矯正装置を外すことができます。矯正装置の無い状態で、普通に食事が楽しめます。また、歯磨きの時も外すことが出来るので、磨きやすさも従来型の矯正装置とは格段に違います。外したマウスピースも一緒に磨きましょう。水やお茶など糖分や果汁成分などがない飲み物は外さずに飲んでも結構です。なるべく長時間付ける工夫が必要です。ただしお茶などは着色が気になることもありますが、短期間で新しいものに変えてゆくので、極度に神経質にならなくて大丈夫です。
Q 治療期間はどれ位ですか?
A
小学校の低学年から始める治療では第一期として1~2年間になります。その後の永久歯が生えそろってから、再び2年後の治療を必要とします。永久歯がそろってからの場合、6ヶ月で治療可能な症例から、2年程度かかる症例などばらつきもあります。前歯だけとか、上あごだけなど部分的に矯正治療をする症例では、より短くなることもあります。

費用

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