インビザライン・ファーストの治療期間については、1期の場合は約1.5~2年を目安としています。当初の治療計画では約6~8カ月後を目標達成時期として設定しますが、その過程で永久歯が生えてきて装置をつくり直したり、歯列移動の状況によっては目標がずれたりすることもあり、その修正期間が加わると、実質的に2年程度で終了となります。
2期では永久歯が生えそろった段階で大人同様の治療となるため、多くの場合、約3年かけて歯列矯正を行います。成長過程にあるお子さまの治療は当初の目標どおりにいかないケースも皆無ではなく、治療期間は流動的といえます。また、1期で目標の歯並びが得られた場合は、そこで治療を終了し、2期治療は行わないこともあります。
初診から治療完了までの流れは、基本的に大人のインビザライン治療の場合と同じです。ただし、通院については、変化の早いお子さまの治療のため、1.5カ月に1回をおすすめしています。